肝機能の低下で体臭が出るって本当?肝炎の治療で改善できる?
2023/04/15
あなたは肝炎などにより肝機能が低下すると体臭が出るのをご存じですか?
そこで今回は肝機能の低下と体臭の関係について解説していきます。
肝機能が低下するとアンモニア臭が発生する
肝機能が低下すると、鼻にツンとくるアンモニア臭がするようになります。
これは肝機能の低下により、肝臓でアンモニアを分解しきれなくなるためです。
ちなみにアンモニアはタンパク質を分解する過程で発生します。
アンモニア臭を改善させるには
アンモニア臭を改善させるには肝炎などの症状を治すことが必要です。
また以下のような対策でも体臭を改善させることが可能です。
オルニチンを摂取する
肝機能の低下を改善させるには「オルニチン」という成分を摂ると良いでしょう。
体内でオルニチンとアンモニアが反応して、無毒な尿素に変換されます。
オルニチンはシジミやエノキタケ、ヒラメ、キハダマグロなどに多く含まれています。
飲酒量を減らす
肝機能の低下を改善させるには飲酒量を減らすことも大切です。
アルコールは肝臓で分解されるので、お酒を飲み過ぎると肝臓に負担がかかってしまうのです。
以下の飲酒量だと、アルコールが正常に分解されると言われています。
・日本酒…1合まで
・ワイン…200mlまで
・ウイスキー…60mlまで
まとめ
肝機能が低下するとアンモニア臭が発生します。
肝炎などの症状を治すのはもちろん、オルニチンを意識して摂ったり飲酒量を減らしたりするとアンモニア臭を改善できますよ。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎や脂肪肝の専門的な治療を行なっております。
「体臭をどうにかしたい」というかたも、ぜひご来院ください。