肝炎ウイルスの潜伏期間はどのくらい?
2023/04/01
肝炎ウイルスの潜伏期間はどのくらいかご存じですか?
この記事では日本で多いB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの潜伏期間について解説していきます。
肝炎の潜伏期間
肝炎の潜伏期間はウイルスの種類によって異なります。
・B型肝炎…1~6か月・C型肝炎…2週間~6か月
肝炎の症状
急性肝炎では、ほとんどの人は症状が現れません。
ただし数週間のあいだ、白眼が黄色くなる黄疸や嘔吐、激しい倦怠感、褐色尿といった症状が出るケースもあります。
治療法
ウイルス性肝炎は以下のように治療します。
B型肝炎
急性肝炎は症状に応じて食事療法や安静による対症療法が行なわれます。
一過性のものは自然に治癒しますが、慢性肝炎はインターフェロン療法や核酸アナログ製剤などによって治療を行ないます。
C型肝炎
C型肝炎も、急性の場合は対症療法を行ないます。
慢性肝炎はインターフェロン療法やリバビリンといった内服薬により治療します。
まとめ
B型肝炎の潜伏期間は1~6か月、C型肝炎の潜伏期間は2週間~6か月です。
急性肝炎では症状が現れないケースが多いですが、黄疸や倦怠感などの症状が出る場合もあります。
急性肝炎では対症療法、慢性肝炎はインターフェロン療法や投薬によって治療します。
早期発見により病状の進行を抑えることが可能です。
採血の結果は30分ほどでお出しできますので、早めの健診をおすすめいたします。