アルコール性肝障害(アルコール性肝臓病)の禁酒期間は?
2022/07/13
「アルコール性肝障害ってどのくらい禁酒すれば改善するの?」と疑問に思っているかたはいませんか?
今回はアルコール性肝障害の禁酒期間について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
アルコール性肝障害とは
アルコール性肝障害とは、飲酒によって起こる肝疾患の総称です。
脂肪肝や肝硬変、肝炎、肝線維症が代表的なアルコール性肝障害です。
1日5合以上の飲酒を続けているような人の多くはアルコール性肝障害の可能性が高いです。
アルコール性肝障害を繰り返していると肝硬変になる恐れがあるので要注意です。
アルコール性肝障害の症状
アルコール性肝障害になると以下のような症状が起こります。
・倦怠感・微熱
・腹痛
・濃い尿
禁酒期間はどのくらい?
一般的には1か月も禁酒すると血液検査の数値が良くなってきます。
ただし元の肝臓の状態に戻るまで数か月はかかるので、数値が良くなったからといって再び飲酒するのはおすすめできません。
アルコール性肝障害を防ぐためには
アルコール性肝障害を防ぐには、やはりお酒の量を減らすのが効果的です。
1日あたりだとビール(500ml)を1~2本、日本酒だと1~2合、ウイスキーだとダブル1~2杯ほどが上限です。
また週に2日の休肝日を作ると、アルコール性肝障害になるのを防げるでしょう。
まとめ
アルコール性肝障害は飲酒による肝疾患の総称です。
倦怠感や微熱、腹痛、濃い尿などの症状が起こります。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎や脂肪肝の診察にご対応しております。
具体的な改善策をお伝えできますので、ぜひお気軽にご相談ください。