肝炎で尿の色が濃くなる。注意が必要なのはどんな人?
2023/05/15
肝炎などの肝臓病で尿の色が濃くなることはご存じですか?
今回は肝臓病で見逃せない尿の色について解説していきます。
尿の色が濃い人は要注意
汗をかいた後など水分不足によって尿の色が濃い場合は、水分補給をすれば問題ありません。
しかし水分が十分でも尿の色が濃い場合は注意が必要です。
肝機能が低下していると尿の中に「ビリルビン」という色素が混ざり、尿が濃い茶色になることがあるのです。
しかし肝機能の低下により周囲の血管に漏れ出します。
ちなみにビリルビンが多い尿は泡立ちやすくもなりますよ。
こんな人は注意しましょう
以下の項目に当てはまる人は肝臓病になりやすい、またはすでに肝臓病の恐れがあるので、病院での検査をおすすめします。
・尿の色が濃い・お酒を毎日飲んでいる
・家族に肝臓病の人がいる 慢性肝炎を放置すると肝硬変や肝臓がんに進行するケースがあるので注意が必要です。
まとめ
尿の色が濃い人、泡立ちやすい人は注意しましょう。
尿の中にビリルビンが多く混ざっている可能性がありますよ。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎や脂肪肝の専門的な診療や治療が受けられます。
「尿の色が濃い気がする…」と心配なかたは、ぜひ健診を受けてみてください。