肝臓の数値は大丈夫?肝炎にならないための数値の読み方
2023/03/15
あなたは血液検査の数値の見方をご存じですか?
特に日常的にお酒を飲む人やメタボの人は肝臓に関わる数値には要注意です。
肝臓の機能に関わる数値
肝臓の状態を知るには、以下の数値をチェックしてみましょう。
AST(GOT)、ALT(GPT)
ASTやALTにより肝細胞が破壊されているかどうかが分かります。
肝細胞が壊れると血液中に流れる量が増えるからです。
数値が高い場合は肝臓がダメージを受けていますよ。
・ALTの基準値…4~44IU/L この基準値を超えていると、肝炎や肝硬変などが疑われます。
γ-GTP
γ-GTPは、肝臓や腎臓などの細胞に含まれているタンパク質分解酵素です。
肝臓に障害が起こると血液中に流れ出します。
・女性の基準値:30IU/L以下 γ-GTPの場合も、基準値を超えると肝炎や肝硬変などの病気が疑われます。
ちなみに肝臓にダメージがなくても、飲酒習慣があるかたはγ-GTPの数値が上がりやすいです。
ただしアルコールによるγ-GTPの上昇は禁酒することによって、すぐ元に戻ります。
まとめ
あなたの肝臓の状態を知るにはASTやALT、γ-GTPといった数値をチェックしてみてください。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎や脂肪肝の早期発見につながる定期検診を行なっております。
早期発見できれば治療もスムーズですので、早めに健診にいらしてください。