ウイルス性肝炎の感染経路について
2023/01/15
ウイルス性肝炎はどこから感染するのでしょうか。
今回はウイルス性肝炎の感染経路について解説していきます。
ウイルス性肝炎の感染経路
ウイルス性肝炎は以下のような経路で感染します。
A型肝炎ウイルス(HAV)
A型肝炎ウイルスは食品や手などを介して経口感染します。
A型肝炎になると発熱や倦怠感、腹痛などの症状が出ることはありますが、特に症状が起こらない場合も多いです。
B型肝炎ウイルス(HBV)
B型肝炎ウイルスは出産時の母子感染や輸血、性行為によって感染します。
一過性の感染の場合は6か月以内にウイルスが体外へと排出されます。
C型肝炎ウイルス(HCV)
C型肝炎ウイルスは輸血や血液製剤によって感染します。
まれに母子感染によっても感染します。
長期間感染し続けると肝硬変や肝臓がんに進行する恐れがあります。
D型肝炎ウイルス
D型肝炎ウイルスはB型肝炎ウイルスと一緒に増殖する特徴があり、重篤化しやすいです。
ただし日本でD型肝炎はほとんど見られません。
E型肝炎ウイルス
E型肝炎ウイルスは、豚レバーの生食など肉の加熱不足によって感染する場合があります。
ほとんどの場合が一過性で治りますが、妊婦への感染では重症化するケースがあります。
まとめ
肝炎ウイルスの種類によって感染経路が異なりますよ。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎の専門的治療を行なっております。
自覚症状がないかたも多いですので、ぜひ一度健診を受けることをおすすめいたします。