B型肝炎やC型肝炎は遺伝するの?
2023/01/01
B型肝炎やC型肝炎が遺伝するのかどうか心配ですよね。
そこで今回は、肝炎が遺伝するのかどうか解説していきますよ。
肝炎とは
肝炎とは、肝臓に炎症が起きている状態のことを言います。
炎症が起きると肝臓の細胞が破壊されていきます。
国内で発生している肝炎の多くがウイルスによるものだと言われています。
またウイルスによるもの以外に、薬の副作用やアルコールなどによって肝炎になることがあります。
肝炎は遺伝しない
国内で多いB型肝炎もC型肝炎も遺伝しません。
原因がウイルスによるものだと判明していなかった時代に、遺伝が疑われていたことはあります。
まれではありますが、出産時に子供に母子感染するケースがあります。
慢性肝炎は自覚症状がない場合が多い
B型肝炎やC型肝炎は軽度の肝障害が長期に渡って続くことが多いため、自覚症状がない場合が多いです。
徐々に肝硬変や肝がんになるリスクが高まっていくので、定期的に健診を受けることが肝炎を防ぐためには大切です。
まとめ
肝臓で炎症が起きている状態を「肝炎」と言います。
最も多いB型肝炎やC型肝炎は遺伝しません。
ただしウイルスに感染しても自覚症状がない場合が多いので、定期的に健診を受けることをおすすめします。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、ウイルス性肝炎の健診や治療に力を入れております。
「肝炎になっていないか心配…」というかたは、ぜひ早めにご来院ください。