B型肝炎とC型肝炎の違いは?
2022/07/05
「B型肝炎とC型肝炎ってどんな違いがあるの?」と疑問に思っているかたは多いようです。
そこで今回はB型肝炎とC型肝炎の違いについて解説していきます。
B型肝炎とC型肝炎の違い
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって起こります。
B型肝炎のほうが感染力が強いと言われていますが、C型肝炎は慢性肝炎や肝硬変などの病気になりやすいです。
どんな症状が出る?
B型肝炎やC型肝炎では以下のような症状が出ます。
B型肝炎
B型肝炎は「急性肝炎」と「慢性肝炎」の2種類に分けられます。
急性肝炎は倦怠感や食欲不振、嘔吐、濃い褐色の尿が出る、目の白い部分が黄色くなる、といった症状が出ます。
急性肝炎は1~6か月ほどの潜伏期間があります。
ただし10~20%ほどの人は慢性肝炎に陥るので注意が必要です。
慢性肝炎は生後数年~十数年の間に発症します。
C型肝炎
C型肝炎にかかった6~8割ほどの人は慢性肝炎になると言われています。
慢性肝炎になると肝硬変になる恐れがあるので要注意です。
C型肝炎ウイルスは2~14週間ほどの潜伏期間があります。
まとめ
B型肝炎やC型肝炎はウイルスの種類によって呼び方が決まっています。
B型肝炎もC型肝炎も慢性化する可能性があるので、倦怠感や食欲不振、濃いウーロン茶のような尿などがあれば、病院を受診しましょう。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」ではウイルス性肝炎や脂肪肝の診療を行なっておりますので、ぜひご来院ください。