黄疸(おうだん)の原因は?
2022/11/22
「黄疸ってどうして起こるの?」と疑問に思っているかたはいませんか?
そこで今回は黄疸の原因について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
黄疸とは
黄疸とは、血液中に黄色い色素(ビリルビン)が増加し、全身の皮膚や粘膜、白眼が黄色く見える症状のことを言います。
ちなみに柑橘系の果物や人参などを食べ過ぎて皮膚が黄色くなるのは黄疸ではありませんのでご安心を。
この場合は、白眼は黄色くなりませんよ。
黄疸の原因
黄疸には以下のように、さまざまな病気が隠れています。(一例)
急性肝炎、肝硬変
急性肝炎や肝硬変などにより肝臓がビリルビンを処理する能力が低下し、黄疸が現れることがあります。
アルコールの過剰摂取やウイルスなど、さまざまな原因によって肝炎や肝硬変が起こります。
胆汁の流れの障害
胆汁の排泄路である胆管が、結石や腫瘍によって塞がれることによっても黄疸は起こります。
黄疸に気付いたら医師の診察を受けましょう
黄疸がある場合は、すぐにかかりつけ医を受診しましょう。
また以下のような症状が出た場合も黄疸の可能性があるので要注意です。
・腹痛
・倦怠感
・濃い色の尿
・皮膚のかゆみ
まとめ
全身の皮膚や粘膜が黄色く見える症状を黄疸と言います。
急性肝炎や胆汁の流れの障害などが起こっている可能性があるので、黄疸に気付いたらかかりつけ医を受診しましょう。
大阪府高槻市にある「医療法人晴聖会 天神田中内科クリニック」では、急性肝炎など肝臓疾患の専門治療を行なっております。
「黄疸のような症状がある」というかたは、ぜひ一度ご相談ください。